「intro」セッション

今日は北海道の兄が東京にやってきたという事で、久しぶりにいっしょにイントロに行ってみた。夕方5時に行ってみると、いつものスタメン3人組がスタン
バっっている。今日のセッションのスタート一曲目は、私がやることになった。宮部さんピアノ、マスターアルト、オーナードラム、ベース私で、宮部さんが
持ってきた変わった曲を演奏する。はじめて見る曲で、やや苦戦する。今日は、ギターが3人ほど来ていたが、親指ピックでウエスのごとき演奏をする人と、変
わったギターでパットマルティーノのごとく8分音符でテンションの高い演奏をする人がいた。私の兄は、ウエス氏を「プロなみだ」を絶賛してとても気に入っ
たようだった。私は、マルティーノ氏が次はどんな曲にチャレンジしてくれるのかがたのしみだった。あと、白人のトランペットが来ていたが、よく高音も出
て、フレーズもビバップのお手本のような演奏をしていて上手だった。私は自身は"The Days of Wine And
Roses"、"Jennie"、"The Blues
Walk"、男性ボーカルでセロニアス・モンクの曲を2曲、女性ボーカルで1曲演奏する。私の兄が「お金とってもいい演奏あるよね」と言っていたのが印象
的だった。10時過ぎに帰る。

しょうばい

私は主夫であるが、在宅で仕事もしている。

まずネット古本屋の仕事。ジャズ専門ネット古本屋「F minor」、将棋専門ネット古本屋「桂馬堂」、囲碁専門ネット古本屋「ねりごま書房」である。すべて通信販売、通信買取だが、買取に関しては本が足りないので、ブックオフでセドリしたり、オークションで安値のいい本をゲットしたりして補っている。

もう一つが、投資の仕事。一日中家にいるので、株式の現物、信用取引、外国為替証拠金取引、日経225先物の取引をしている。ここ1、2週は株価は下落傾向だが、空売りしたのでコンスタントに利益をあげている。

ふたつあわせてやっと食べていけるという程度だ。

うつ

鬱病とはながい付き合いで、これからも別れられないと思う。

一般の人は鬱病とはどんな病気かよくわからないと思いますが、簡単に言いますと、過剰なストレスによって脳内に化学変化が起き、神経伝達物質が足りない状態になって戻らなくなる、という病気です。例えると、寝冷えによって風邪をひく、というのと原理的には一緒だと思います。

ただ、鬱病になりやすい人というのがいて、ストレスの多い環境にいるとか、攻撃性を自分に向けやすい性格だとか、ストレスを発散する方法を身につけていないとか、そういう人は鬱病は再発しやすいようです。

私の病歴でいいますと、はじめてなったのが大学生の頃で、大学の保険管理センターという所で抗鬱剤というのをもらって飲んでいました。その後就職して最初のうちは体調は良かったのですが、悲惨な会社に転職したのを機に再発。その後、いい職場に転職して良くなったものの、最近になってまた再発。現在は抗鬱剤、抗不安剤とカウンセリングの併用で治療中です。

鬱病の治療とはどんなものかといいますと、医者はまず休養をすすめます。具体的には1~2ヶ月の休職です。それと抗鬱剤を処方します。これは人によってあうあわないがあるので、飲みながら医者と良く相談し、いちばんあう薬を探ります。それと人によってはカウンセリングをします。具体的には、生活習慣の改善、環境の改善、悩み事の相談などをしますが、たいした事は言ってくれないので、カウンセリングに過剰な期待をするとがっかりすることになります。カウンセラーは医者とは別人の専門の人で、保険もききます。あと精神病に関しては自立支援制度というのが各都道府県にあって、これを活用すると医療費の負担が1割ですみます。

精神病の治療というと、フロイトに代表される精神分析療法を連想される方がいらっしゃると思いますが、医療の現場では精神分析療法は出番はありません。理由は、効果がないからです。精神分析療法の本場アメリカでさえ精神分析療法は人気は急落しています。高いお金と永い年月をかけて精神分析療法をやって治らなかった鬱病が、抗鬱剤であっというまに治ってしまって、患者が訴訟を起こし、医者が負けるなんてことがあったからです。

あいてぃー

私がいた日本のIT業界について少し話そう。

私は子供の時からコンピュータが好きで、大学も工学部情報工学科に入った。卒業後、ソフトハウスに入社し、何回も転職を繰り返し、鬱病になって、働けなくなり、36歳で引退して主夫になった。

日本のIT業界は、一部を除いて大半は悲惨な状態だった。多段下請け構造、慢性的な長時間労働、システムが完成してからでさえ発生する仕様変更、ソフトハウスの派遣会社化など構造的な問題を抱えている。まずある会社が業務システムを発注すると、それを一次請けが受注する。一次請けはちょっとだけ設計して二次請けに安値で発注する。二次受けも少し仕事して三次請けに安値で発注する。この調子でだいたい五次請けくらいまでのピラミッド構造ができあがる。一次請けは技術も知らないし(知っていても無駄だから)、たいして設計などしていないので、システムを作りながらどんどん仕様変更が発生し、下請けは毎日23時まで残業する。個人情報保護のため、下請けは持ち帰って仕事をすることが許されず、一次請けか二次請けの会社に派遣されて仕事をする。だから大半の下請けソフトハウスは、ほぼ派遣会社とかわらず(もちろん無許可)自社に自分の机すらない。ピラミッド構造で作業内容はがちがちに決まっているため、ほとんどが単純長時間労働である。

昔共産主義が生まれた頃、労働者は劣悪な環境でいいようにこき使われていた。それとかわらない。私はもう、日本のIT業界に戻るつもりはない。子供もIT業界に入れるつもりはないし、才能ある若者にも日本のIT業界はすすめられない。

ひなたむら

今日は、長男のT、長女のSを連れて「ひなた村」のお祭りに遊びに行った。

「ひなた村」というのは、町田の児童館の一つで、屋外に大きな遊具と炊事施設があるのが特徴である。今日は、「ひなた村」でお祭りがあるというので、子供2人と行ってみた。なにやら、模擬店がいっぱいあって、子供もいっぱい来ている。模擬店は、食べ物を売るお店やゲームをするお店などがあって、町田の他の児童館のスタッフがついているが、主に小学生たちがお店を出している。よく見ていると、宣伝する係、会計する係、接客する係などがいて、よく働いている。こういったかたちで、働く体験をするのは、とってもいい事だと思った。子供達も楽しんで、3時ごろ帰る。

らんにゅう

今日は昼、長男のTと東京ドームシティの「ダブルヒーローフェスティバル」に行ってきた。

夕方、玉川学園前の商店街のお祭りに家族で行った。いろいろな出し物があるなか、バンド演奏というのがあった。その中に、ジャズ演奏というのがあったので、見に行った。

バンドは、ボーカル、キーボード、エレキベース、ドラム、アルトサックス、トランペット、トロンボーンという編成だった。スタンダードナンバーを演奏していた。トロンボーンとドラムはかなりの腕前のようだが、ベースは初心者のようだった。30分という持ち時間のせいもあるのでしょうが、ボーカルばかり目立って他のメンバーは短いソロしかもらっていなかった。バンドのレベルは高いが、緊張感の低い演奏だった。見ていて、乱入してみたくなった。演奏がひととおり終わったら、飛び入りすることにした。幸い、このバンドのあとは休憩時間になっていて、セッションしても支障なさそうだった。

最後の曲が終わって、司会者がマイクを取ったとき、私はステージに上がった。司会者とバンドの人に、私はベースをやる者だが、1曲つきあってくれないかと言った。私の飛び入りにびっくりしたようだったが、OKと言ってくれた。エレキベースを借り、ステージで何の曲をやるか話し合ってもらった。結局、「Billie’s Bounce」をやることになった。緊張感のある演奏をしたかったため、テンポは速めでお願いしたが、ミディアムハイくらいのテンポでやることになった。ドラムのカウントで演奏はスタートした。テーマを演奏し、アドリブソロに入る。サックス、トランペット、トロンボーンの順でアドリブをとる。予想通り、トロンボーンはいいジャブを繰り出してくる。私もベースで応える。ピアノのソロが終わって、ベースソロに入った。玉川学園前のお祭りだということを考え、前衛的なソロは避け、わかりやすいバップ的なソロをとった。次はドラムの4バースの番だ。ドラムソロは、職人的にうまかった。その後、後テーマに入ったが、ベースも加わってユニゾンでメロディーを演奏した。演奏は15分くらいだったと思う。

演奏が終わって、メンバーと少しお話をした。トランペットの人に話しを聞くと、今回のバンドは即席バンドで、その人は普段別のコンボやフュージョンバンドで演奏してるのだが、この祭りのためにこのバンドに参加したのだそうだ。

せいしんか

今日は精神科に行く日だ。

午後3時に町田にある精神化クリニックに行った。まずは、1時間のカウンセリングを受けた。ここ1,2週間の様子について話し合い、気をつける生活態度などを聞いた。古本屋の事業はまだあんまりうまくいってなくて、むしろ株式投資のほうが調子いいということを話した。カウンセリングのあとは、精神科の先生の診察があって、体調に関して詳しく話し、いつもの薬をもらって、帰る。

今私が飲んでいる薬は、パキシル、レキソタン、ドグマチールの3種類だ。以前は、新宿の精神科に長く通っていたのだが、そこは大量に薬をだし、薬の副作用で頭がおかしくなってしまったので、セカンドオピニオンで治療方針が間違っているというのを聞いたうえで、そこは行くのをやめた。

私は、東京都の自立支援制度というのを受けているので、カウンセリング、診察、薬代あわせて1300円くらいだった。

ばあん

今日は、長男のTと長女のSをつれて子供センター「ばあん」に行ってきた。

子供センターというのは、子供が遊べるように広い室内と遊具、それと登録カードと引き換えに1つおもちゃを貸してくれるという、子供のたまりばになるような施設のことだ。主に幼児から小学生を対象としている。町田には、「ばあん」の他に「ころころ児童館」「南大谷子供クラブ」「つるっこ」など何箇所かの子供センターがあって、午前中はお母さんと一緒の1~3歳児、午後は幼稚園児~小学生が遊んでいる。こういう所で友達を作って遊んだり、お母さん同士の交流の場になっている。常駐の管理人が複数人必ずいて、子供が悪事をしないようちゃんと監視している。町田は社会党の市長が長く続いたせいか、こういった福祉関連の施設は充実している。

さて、「ばあん」では、長男のTはとっかえひっかえおもちゃを借りてきて遊んでいた。長女のSは私と簡単な遊具で遊んだ。今日は友達は来ていないようだった。午後3時に行って、午後6時まで遊んだ。

すいえい

今日は、長男のTの水泳教室の日だ。3時にNAS町田に行く。以前は、違う水泳教室に行っていたのだが、教え方があんまりよくないので、NAS町田に変えたのだった。ここは時間が1回40分で料金もやや高いが、教え方はいいと思う。Tはまだ幼稚園児だが、クロールで25m泳げる。

Tが泳いでいる間、私と妻と長女のSは上のギャラリーでTの泳ぎを見ていた。Tのお友達のお母さんと会った。「今日はご主人さんはお休みですか?」妻は「はいそうです」と答えた。私が主夫をしているのは、まだ秘密なのだ。

今日のTの先生はこうの先生という人だった。この人は、お孫さんもNAS町田に通っていて、Tはこのお孫さんとも仲がいいのだった。こうの先生は、今日はTに背泳ぎを教えてくれた。

たんじょうび

今日は長男のTの誕生日だ。Tは6歳になった。

今日は朝、Tの通う水泳教室「NAS町田」のプール祭りというのに行った。プールで大きな飛行機の浮き輪にみんなで飛びついて遊んだり、外で輪投げやスーパーボールすくいをやったり、焼きとうもろこしを食べたりした。その後、ヨドバシカメラに行って、誕生日プレゼントとして前からTが欲しがっていたボウケンジャーの「DXボウケンドライバー」を買ってやった。Tはボウケンジャーが大好きで毎週欠かさず楽しんでいる。夜はボウケンジャーのキャラデコケーキを買って6本ローソクをさし、火を灯してみんなでお祝いした。

今日はいい1日だった。