コミケの戦利品

今年の年末年始は帰省しなかったため、コミケに行ってみました。あまり知られていないかもしれないですが、コミケにはコミックの同人誌の他にも同人ソフトウェア、同人音楽CD、評論や旅行記といった多種多様な非商業出版物があります。ぷらぷらと見て回って、売り子をされている作者と二三お話をし、変わった本を買うのが非常に楽しいので時間があれば参加するようにしています。

今回のコミケはC95といって通算95回目のコミケで、場所は東京ビッグサイト、期間は12/29から31の三日間おこなわれました。私が行ったのは3日目、目当ては「評論・情報」「鉄道・旅行・メカミリ」ジャンルです。(コミケでは日によって扱われるジャンルが異なっています)一日ぷらぷら歩き回って色々な方と話をかわして変わった同人誌を10冊くらい買って帰ったのですが、これは良かったと思ったのを少しご紹介します。

サークル「ながもち庵」:「消えた鉄道 広尾線跡を訪ねて」

この本を見た時私は驚愕しました。昭和も遠くなり平成も終わるような年に、まさか広尾線の同人誌(しかも新刊)に出会うとは・・・内容は、廃止になった国鉄広尾線(帯広~広尾)の跡を訪ねてまわるという本です。私は小さい頃小学校に入る前、十勝の更別村というところに住んでいて、広尾線に乗って更別駅から帯広駅へ行った思い出があります。もうすっかり忘れていた子供の頃の記憶を思い出し懐かしい気持ちになりました。

サークル「債権管理研究会」:「サービサー読本2018夏」「債権時効ハンドブック第10版」

サービサー(債権を買い取って回収する会社)をされている方の同人誌です。最初どんな本か想像がつかなかったのですが債権回収のこぼれ話みたいな内容で非常に面白かったです。「債権時効ハンドブック」のほうはマニアック過ぎて私にはちょっと難しかったです。

サークル「あんぶる」:「普通はしない競馬場巡りの旅 韓国編」

競馬ファンの作者による、韓国競馬場巡りの旅行記です。氏は他にも日本や東南アジア等他の国の競馬場巡りの旅行記も書かれていて、韓国編は最新刊になります。韓国競馬のお話を聞いたり、済州島のポニー競馬の動画も見せていただいたりして面白かったです。

番外:SF同人誌「宇宙塵」最終号

最後にC95での戦利品ではないのですが紹介させてください。1957年創刊、日本最古のSF同人誌「宇宙塵」の最終号です。若いころ行っていたけどもうずいぶん行っていなかったコミケに、また足を運ぶようになるきっかけとなった本です。

また時間があれば行きたいと思います。

introセッション(高田馬場)

夕方、高田馬場「intro」のジャムセッションに行く。

お店に入ったのは6時ごろ。珍しい事に今日はベースが多い日で、自分を含め6人くらいベーシストがいます。あと、ハーモニカでセッションに参加されている方がいて(もちろんアドリブソロもとってた)すごいなあと思いました。

私自身は、テナーサックスのりゅうのすけ君と”There will never be another you”, ゆったりした感じで”Stella by starlight”の2曲の演奏に参加し8時ごろ帰る。