しんぶん

私は今、新聞をとっていない。

会社を辞めて節約のために新聞をやめたのだが、驚いた事に何も困らなかった。ニュースの類もコラムの類も社説すらWebにあふれるくらいあるし、株価だってリアルタイムに自由にチャート付きで見る事ができるし、アメリカも韓国も中国の株価指数だってリアルタイムで見ることができて新聞より便利だ。会社員だった頃は、毎日片道1時間半通勤していたので電車のなかで新聞を読んでいたが、よく考えればこれも売店で新聞を買えばいい事であって、なにもわざわざ家に毎日とどけてもらわなくていい事だ。テレビ欄だって、チラシだって、広報まちだだってWebで見れるということを新聞をやめてみて初めて知った。さらに今は会員制のスポンサーに頼らない報道機関というのがあって、スポンサーを気にするマスコミでは絶対流れない「パチンコ屋は警察の天下り先で、韓国・朝鮮人の利権」というような話も聞けて新聞より便利だ。New York Timesだって毎日Webで読める。資源のムダでもあるし、宅配で新聞を読むのは今振り返ればどうかしていたとしか思えない。

ほん

最近読んだ本を10冊書いてみよう。

「速効!図解プログラミング PHP+MySQL」ハーシー著
「サブカル真論」宮台真司編
「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」中原圭介著
「Excelで学ぶ多変量解析」涌井良幸、涌井貞美著
「心理療法プリマ-ズ 森田療法」北西憲二、中村敬編著
「金融工学、こんなに面白い」野口悠紀雄著
「勝ち組デイトレーダー12人の法則」オリコン・エンタテインメント著
「学力は家庭で伸びる」陰山英男著
「株が好き♪」若林史江著
「システム売買 プロのノウハウ」照沼佳夫著

読んでよかったと思う本もありましたが、こんな本買うんじゃなかったという本もありました。

がいし

私がいた外資系企業のことを書いておこう。

私はその会社に5年間いた。それは私の人生で最長記録だった。なぜその会社に5年間いたかというと、風通しが良かった、上司に恵まれたというのもあるが、ひとつの会社に3年以上いないと住宅ローンを組めないという銀行の理不尽な理由からだった。もちろん3年目には住宅を買った。

その会社に入ってすぐ、本社のあるアメリカのダラスで研修を受けた。長男Tが生まれて3ヶ月の時だった。3ヶ月いる予定だったが、生まれたばかりの長男Tが恋しくて2ヶ月で日本に返してもらった。日本支社の社長は、私のいた5年間で3回変わり、計4人の社長のもとで働いた。ある社長は100人に満たない日本支社を5年で500人にするという計画をぶちあげて、200人になったところで辞めた。次の社長はリストラだといってそれを50人にした。生産計画ソフトを売っている会社だったが、無計画な会社だった。私が辞めたあと、また社長がかわったという話をニュースで知った。私はその会社でコンサルタントという肩書きで働いた。開発拠点がインドにあるので、ダラスやインドに電話するため不規則な生活を送った。約束を平気でやぶるインド人に憤る一方、超人的に仕事ができるインド人にも感嘆した。入社してまもなく、Tという会社にソフトを導入するプロジェクトに参加したが、私が会社を辞める頃にはそのときの同僚はほとんど先に辞めていた。外資系企業というのはこういうものなのかなと思ったが、結局私は4社の外資系企業で働いたのだった。

すぺっく

私の使用している環境を書いてみる。

私が使用しているのは、富士通のBiblo NE7/75という5年前に出たマシンで、モバイルCeleron 750MHz、メモリ256MBにWindows2000を乗せて使っている。基本的にはこれ1台だ。よくデイトレードする人などはハイスペックマシンにモニターをいっぱい付けていたりするが、私は今のところこのマシンで不自由はしていない。ただWindows2000はそのうちサポートが切れてセキュリティパッチが供給されなくなるので、新しいマシンは欲しいとは思う。収入が大台に乗ったら新しいマシンを買ってもいいと妻は言っている。

ブラウザーはFireFox1.5にIE Viewというプラグインを付けて使っている。メーラーはThunderbirdだ。常時Yahoo!メッセンジャーを立ち上げている。ウイルス駆除にはウイルスバスター2006を使っている。また、会計ソフトは弥生会計を使っている。テキストエディターはEmEditorを愛用していて、FTPにはFFFTPを使っている。デイトレードには松井証券を使っている。よく見るサイトは、朝日新聞、毎日MSN、NIKKEI NET、ロイター、テクノバーン、好きなブログは切込隊長、宮台真司と友達のブログ、デイトレード中はストックボイスのネットラジオ生中継をずっと流している。あとビデオニュースドットコムは毎週欠かさず見ている。

ぎそううけおい

偶然、「偽装請負」という言葉を知った。

「偽装請負」というのは、「メーカーなどの企業が、人材会社から事実上、労働者の派遣を受けているのに、形式的に「請負」と偽って、労働者の使用に伴うさまざまな責任を免れようとする行為。職業安定法や労働者派遣法に抵触する。職業安定法には懲役刑もあるが、適用されたことはほとんどない。」(朝日新聞)だそうだ。こんなページもある。「IT業界のタブー「偽装請負」に手を染めてませんか

なんだ、これって違法行為だったのか。こんなこと日本のIT業界ではあたりまえにどこでもやっている。上場企業だってやっている。まじめに取締りをすれば日本のIT企業の半分は倒産するよ。これ、取締りをしないのは何か利権があるんだろう。

まちだ

今日は、長男Tと二人で一日中町田にいた。

私は、長男Tが赤ちゃんの頃から、土曜日か日曜日は一日町田に遊びに行くようにしている。おかげで、町田の子供向けスポットやおむつを変えられる場所は熟知している。ひとつは、じっくり子供と1対1で対話する時間がほしかったのと、24時間子供とつきあっている妻を子供から引き離す時間が必要だなと感じたからだった。長女Sが生まれてからは、まだ長女Sと妻を家に置いて私と長男Tが町田に行くという形式だが、いずれ私とTとSと3人で町田に行く形にしたいと思っている。妻にはその時間、好きなことをしてもらっている。

今日は図書館に行き、東急ハンズ、ドトールコーヒー、ゲーセン、NAS町田に行って、6時に電車で帰る。いろんな事をして、いろんな事を話し合った。帰って妻に今日は何をしたか聞くと、長女Sとながいこと昼寝したと言っていた。

夜、皆が寝静まってから、ビデオニュース・ドットコムの最新の配信を見る。動く鎌田慧を見るのは初めてで、興奮する。

「intro」セッション

今日は家族の許しをもらって、6時ごろイントロにセッションしに行く。今日もいつものベーシストがイントロの専属ベーシストとしてスタンバっています。マ
スターに名前を聞くと、ちょんさんというそうです。韓国人らしいですが、いつもいいベースワークを聞かせてくれます。今日は、なんと4人ボーカルがいま
す。私も最初の番は、ボーカルのバックで2曲演奏しました。若い女性のアルトサックスが来ています。何を演奏するかなと思ったら"Alone
Together"をはじめました。かなりうまいです。ミニスカートのギャルがなんともおやじっぽいビバップフレーズを火を噴くように演奏している姿には
クラクラ来ました。私の二回目は、井上マスターがフロントで"Good
Bait"を演奏。有名なコルトレーンの曲だったので燃えました。ただサビのコード進行がAメロの4度上そのままなので、何度もサビを間違えそうになりま
した。そうこうしていると、北大の後輩のピアノとベースがやってきました。久しぶりですね。4人組の若いギャラリーがやってきました。さらに4人組のおじ
さんギャラリーもやってきて人が外に溢れ出してきました。私の三回目は初めて会うピアノの人と常連のアルトさんといっしょに"I Love
You"です。ピアノの人は非常に腰の低い人なのですが、演奏は非常にアバンギャルドだったので、私のベースソロもアバンギャルドになってしまいました。
四回目は"My Romance"を演奏して、帰る。

いんとろ

今日、イントロに行ってきた。

高田馬場にある「イントロ」は、歴史の長いジャズバーで、10年ほど前から毎週アマチュアジャズミュージシャン向けのジャムセッションを開いている。毎週土曜日の夕方5時からスタートし、次の日の朝5時に終わるというマラソンセッションだ。アマチュア向けとはいえ、仕事を終えたプロがジャズを楽しむために来ることがあり、なかなかレベルの高いジャムセッションだ。

家族の許しを得て夕方6時頃イントロに行く。常連さんもいるし、新顔もいる。演奏せずに聞きにくるだけの人も結構いる。私は今日は6曲くらい演奏して、10時に店を出た。私の演奏は、すべてmp3プレイヤーに録音しておいた。あとで聞いてみるためだ。

いちにち

朝5時に起きる。

PCを起動し、同じ頃起きた兄とチャットする。7時頃、妻と子供が起きてくる。今は夏休みなので、子供は幼稚園ではない。いつもは妻と子供はどこかに遊びに行くのだが、今日は雨が降っているので、家にいる。私はかまわず、情報収集したあと、ネット証券にログインする。9時にマーケットがあける。

日経225先物を5分足でパラボリックをつけて眺め、仕掛けるタイミングをはかる。Livedoorネットラジオのザラ場ウォッチャーを聞きながら、マーケットの流れを読む。前場は小幅で動きがない。11時、前場がしまる。今日は妻と子供が家にいるので、妻が昼ご飯を作ってくれた。冷やし中華はおいしい。

12時半、後場があける。前場とギャップがない。小幅な値動きだが、突然大量の買いが入り、70円ほど跳ね上がる。機関投資家が仕掛けてきたのだ。そうくると思って4枚買いポジションをとっていたので、おいしく利食いする。さらにじりじり下げてきたので、売りポジションをとってすぐ決済する。そこからポジションを取らずに、しばらく様子見。3時、東証がしまる。日経225先物はあと10分ある。一気にデイトレーダーの手仕舞いがはじまり、売買高がはねあがる。様子見をしていたが、16100で押し返されそうなので、16080で売りポジションがとれるよう仕掛けたが、その手前で押し返されてしまったので、あわてて仕掛けをキャンセルする。3時10分後場終了。今日もいくらか勝つことができた。

私はボラティリティーが高く、回転売買もできる日経225先物を主戦場としている。このスピード感とハイリターンに慣れてしまうと、現物株は動きがとろくてやってられない。

今日の仕事が終わり、駅前のたばこ屋に行く。前にたのんでいた「中南海ワン・メンソール」が入荷していたので2箱買う。明日のパンを買って帰る。

妻と子供はスイミングスクールから帰ってきていた。子供と遊んで、まもなく夕食。

妻と子供は9時に寝る。私は、普段12時過ぎに寝る。

どくしょ

最近また家にいることが多くなったせいで、読書をしている。

仕事が忙しかった頃は、コンピュータ関連の本しか読むことがなかったが、最近また、マーケットの昼休みなどに、すこし本を読むようになった。最近読んでいるのは宮台真司や宮崎哲弥で、マーケットとはぜんぜん関係ないのですが、現代批評として読んでいる。私の読書はこれまでも現代批評が多く、高校の時に桜井哲夫を読み始めたのを皮切りに、大塚英二、竹田青嗣、岸田秀、呉知英、浅羽通明なんかを好んで読んでいた。少しさかのぼった世代だと、坂口安吾、森田正馬、長谷川如是閑なんかを読んでいた。どうしても私の問題に引き寄せて読むと救われそうな本ばかり読んでいるが、このような傾向はやめられそうにない。

最近は、宮台氏はブログも書いているし、ビデーニュースドットコムで毎週対談もしているので、欠かさずチェックしている。便利な時代になったものだ。