先日、古くからの友人N君と久しぶりに話しをしている時に、「N君、ITというのはね、社長さんに夢を売る仕事なんだよ」と言ったらえらい食いつきようだった。そりゃそうだろう、すばらしいシステムがすばらしい値段で売れる事はまれだが、すばらしい夢に対してお客さんはすばらしいお金を出す。でなければ、何度プロジェクトが失敗しても同じ所にシステムを発注するお客さんの行動を説明できない。現実がそうなのだから、優秀な夢を描くことができるのがプロというものだ。

明日は娘の運動会だ。

キッザニア

先日、家族4人でキッザニア東京に行ってきた。

キッザニアというのは、子供向けにお仕事体験ができるテーマパークで、日本では豊洲と甲子園にある。非常に人気があって、土日の予約は3ヶ月先まで常に埋まっている状態だ。私も6月に予約してやっと先日行くことができた。

キッザニアは親子で入場し、なかの個別の仕事場(「建設現場」とか「ピザ屋さん」とか)には子供だけが入る事ができる。それぞれの仕事場は企業が実名を出してスポンサーになっている。たぶんスタッフもそれぞれの企業の若手社員だろう。仕事場で働くとキッザニアの通貨が「お給料」としてもらえて、その通貨でサービスが受けられたり物が買えたりする仕組みだ。企業のいい宣伝にもなるので、スポンサーになりたい企業は多いだろう。うまい仕組みである。

4歳の娘は「ピザ屋さん」「食品の研究開発員」「モデル」、8歳の息子は「建設現場」「ガードマン」「旅行会社員」の仕事をした。二人ともとても喜んでいた。