らんにゅう

今日は昼、長男のTと東京ドームシティの「ダブルヒーローフェスティバル」に行ってきた。

夕方、玉川学園前の商店街のお祭りに家族で行った。いろいろな出し物があるなか、バンド演奏というのがあった。その中に、ジャズ演奏というのがあったので、見に行った。

バンドは、ボーカル、キーボード、エレキベース、ドラム、アルトサックス、トランペット、トロンボーンという編成だった。スタンダードナンバーを演奏していた。トロンボーンとドラムはかなりの腕前のようだが、ベースは初心者のようだった。30分という持ち時間のせいもあるのでしょうが、ボーカルばかり目立って他のメンバーは短いソロしかもらっていなかった。バンドのレベルは高いが、緊張感の低い演奏だった。見ていて、乱入してみたくなった。演奏がひととおり終わったら、飛び入りすることにした。幸い、このバンドのあとは休憩時間になっていて、セッションしても支障なさそうだった。

最後の曲が終わって、司会者がマイクを取ったとき、私はステージに上がった。司会者とバンドの人に、私はベースをやる者だが、1曲つきあってくれないかと言った。私の飛び入りにびっくりしたようだったが、OKと言ってくれた。エレキベースを借り、ステージで何の曲をやるか話し合ってもらった。結局、「Billie’s Bounce」をやることになった。緊張感のある演奏をしたかったため、テンポは速めでお願いしたが、ミディアムハイくらいのテンポでやることになった。ドラムのカウントで演奏はスタートした。テーマを演奏し、アドリブソロに入る。サックス、トランペット、トロンボーンの順でアドリブをとる。予想通り、トロンボーンはいいジャブを繰り出してくる。私もベースで応える。ピアノのソロが終わって、ベースソロに入った。玉川学園前のお祭りだということを考え、前衛的なソロは避け、わかりやすいバップ的なソロをとった。次はドラムの4バースの番だ。ドラムソロは、職人的にうまかった。その後、後テーマに入ったが、ベースも加わってユニゾンでメロディーを演奏した。演奏は15分くらいだったと思う。

演奏が終わって、メンバーと少しお話をした。トランペットの人に話しを聞くと、今回のバンドは即席バンドで、その人は普段別のコンボやフュージョンバンドで演奏してるのだが、この祭りのためにこのバンドに参加したのだそうだ。

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