北大ジャズ研セッション(札幌)

所用があって10年ぶりに札幌を訪れたので、北大ジャズ研のジャムセッションに行くことにする。

札幌は東京と変わらないくらいの蒸し暑さです。時間があったので見覚えのある場所を歩きまわってみたのですが、歩いているだけで汗が落ちてきます。しばらくぶりに来た札幌は随分変わっていました。20年前私が卒業した頃にはあった「そうご電器」も「北海道拓殖銀行」も「九十九電機」も「札幌予備学院」もなくなってしまいました。かわりにJRタワーができ、コンサドーレやファイターズが新しい札幌の顔となっていました。
札幌のジャズスポット「ジャマイカ」「ジェリコ」は20年たった今でもほとんどそのかたちを変えずに営業していました。テーブルまで20年前のままであまりにも変わらなさ過ぎに嬉しくなってしまいました。

Jazz Jamaica

 

ジャズ研は北大サークル会館の4階です。森のように木が繁る道を進むと、恵迪寮の手前にサークル会館があります。

IMG_1019

夕方4時頃ジャズ研の部室に行くと、4人ほどのコンボがちょうど練習を終えたところでした。挨拶をしてお話を聞くと、ピアノの方はジャズ研の部長で、ジャムセッションは5時から始まるそうです。セッションが始まる時間まで、ゆっくり部室を見てまわりました。

5時頃になって、クラリネット、ベース、ドラムの方が来てセッション開始。ドラムの方はベースの方の高校時代のお友達で、帰省中の一橋大学ジャズ研の方だそうです。そういえば私も高校時代の友達の電通大ジャズ研ピアニストを招いてここでセッションしたのを思い出しました。

部室のなかは非常に蒸し暑いです。北海道でこの蒸し暑さはちょっと経験したことがありません。扇風機をぶんぶん回しながらのセッションです。だんだんと人が集まり、アルト、バリサク、ギターと楽器の種類も増えてきました。部屋には「セッションノート」というのがあり、参加者と演奏した曲目を記していました。こういうのは私の時はなかったと思います。

私自身は”Blue Bossa”, “Beatrice”, “Bolivia”, “Have you met miss Jones?”, “Wave”の演奏に参加しました。下級生は一生懸命に、上級生はさすがと思えるアドリブソロを見せてくれました。こんなヘタレなおじさんベースに付き合ってくれてありがとう。

前回北大ジャズ研に遊びに来たのは10年前の話になります。その前は17年前でした。また遊びに来たいと思いますが、次来る時はもう五十代かもしれません。