ねっと

面白くなってきました。

米国 映画DVD消滅!? ダウンロード販売が急伸

米アップルがiTunesで映画のダウンロード販売を開始したところ、DVDの小売店が「この価格ではiTunesに対抗できない」とDVDの値下げを要求した、という記事だ。

コストで言うとダウンロード販売はDVD販売に絶対的なアドバンテージがあるので、映画のダウンロード販売はこれからもますます進むだろう。あとはリビングのテレビで見ることができるかという点が残るが、これについてもアップルはダウンロードした映画をテレビで見ることができる新製品「iTV」を発表している。DVDはソフト配信のプラットフォームでしかないという見方をすると、次世代DVD競争(ブルーレイ対HD DVD)というのは意味がなくなる可能性が大きい。

また、ネット配信ソフトに対しては、先日日本の家電メーカー連合からテレビをネット対応させるという動きが発表されている(「TVPS、テレビポータル「アクトビラ」を07年2月に開始」)。しかし、『「ダウンロード/蓄積型サービス」を08年度中に開始する予定』という悠長なアナウンスをしてしまったので、2008年まではデジタルテレビの買い控えが起こるだろう。おそらくそれまでに、パソコンで蓄積した映画をテレビで見るというスタイルが定着してしまうと思う。

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