introセッション(高田馬場)

今日は兄が出張で東京に来たので、一緒にイントロのセッションに行く。兄は最近ジャズに非常に興味を持ち始め、ピアノをはじめたらしい。イントロで一曲一緒にどうだと聞いてみたが、いやあまだまだだ、勘弁してくれ、との事だった。私も前回イントロに行ったのが8月なので、結構久しぶりだ。夕方5時にイントロに行く。兄と二人で最前席に陣取ります。今日は、バイオリン演奏者がなんと2人もいます。私と一緒にボサノバで"Fly me to the moon"を演奏しましたが、男性のバイオリン奏者は非常にアグレッシブな演奏、女性のバイオリン奏者はビバップ的な演奏でとてもいい演奏になりました。夜8時くらいになって、やっと管楽器の人がぽつぽつ来ました。私の番が来ました。トランペットとテナーサックス、それにリズム隊で5人です。トランペットの人のリクエストでなんと"Mornin’"を演奏することになりました。ジャムセッションで"Mornin’"なんてやったことありません。演奏が始まります。同じようなコード進行が続くので8小節ごとに一ひねりしたベースラインを入れてフロントが小節を見失わないようにします。次第に演奏がエキサイトしてドラムがもりあがります。ドラムが走ろうとするのでベースは必死に引き止めようとします。結局終わりのメロディーは初めのメロディーの1.5倍くらいのテンポになってしまいました。兄は「ジャズスタンダード解説集」のような本を持ってきていたので、曲がはじまるとページを開いてこの曲だな、これは誰のアルバムにあるんだな、というような事を確認しながらセッションを楽しんでいました。9時過ぎにイントロを出る。イントロに行く前に兄にいろいろやってほしい曲をリクエストされていたのですが、結局私の番が来てもそれを言い出せずにいて、演奏できませんでした。

とっとり

鳥取県知事が何か言っている。

自治体の破綻法制を考えるポイント

ここで鳥取県知事は、「自治体の起債すなわち長期債務に政府の関与はあるが、だからといって政府保証などは毛頭ない。」と言っています。だとすると、地方債を大量に買っている銀行は不良債権の山ということになりはしませんか。

じさつ

大阪高裁判事が自殺した。

大阪高裁判事が自殺 住基ネット「違憲」判決の3日後

なんかうさんくさくないですか。「執務状況、健康状態などに変わった様子はなかった」そうです。「4日にも裁判の期日が入っていた」そうです。遺書もないそうです。うさんくさくないですか。

どうげん

今日は同源中国語学校の日だ。

といっても私が行くのではなく、長男Tが行くのだ。日曜日の午後3時からやっていて、20人くらいの生徒がいる。華僑の子供向けの中国語学校である。日本に住んでいると中国語を忘れてしまうので、こういう学校があるのだ。先生はもちろん中国人で、中国の教員免許ももっているという人だ。教室は、市の国際交流センターの一室を借りてやっている。私は長男Tを教室にあずけたあと、近くのマンガ喫茶でコーヒーをがぶ飲みしながら週刊ダイヤモンドを読んで時間をつぶすというのがいつものパターンだ。

ひげ

今日、髭を剃った。

ずっとのばしてみたのだが、今ひとつ似合わない。「小笠原 道大」を目指したのだが、「カンフーの先生」のようだった。なぜか。私の髭が薄いのだ。最初は髭が短いだけかなと思ったのだが、長くなってもいかにも貧弱である。髭をのばしてみて気がついたのだが、道を歩いていても髭をのばしている男性は案外少ない。髭が濃い人は一種のおしゃれだと思ってもっとのばしてみてもいいのではないだろうか。結局私は剃ってしまったが、髭が濃い人は一種あこがれでもある。

ぼうりょく

先日、カナダに住む中国人の友人と東京で会う機会があった。

その夫婦は子供が一人いて、幼稚園に通っている。カナダでは、幼稚園児にまず教えるのは、「親が暴力をふるったらすぐ連絡しろ」という事だそうだ。児童虐待の防止のためである。時代は変わっている。日本では児童虐待、ドメスティックバイオレンス、ストーカーはつい最近まで警察が出動する事態ではないとされていた。現代ではマスコミが頻繁にとりあげ法律の整備もされたせいで警察の力を呼び出すという選択肢があるという事が広く知られるようになった。いいことだと思う。

最近のいじめ自殺の一つの処方箋として思うのは、暴力、恐喝は立派な犯罪なので、警察の力を呼び出すという選択肢がありますよ、という事を子供たちに広く知らせる事がいいのではないか。特に教師主導の集団的な暴力については親主導で民事裁判をおこすのがいいのではないか、と思うのですがどうでしょうか。

おい

私には、中国人の甥がいる。

彼は高校1年生で、北京に住んでいる。私は中国語ができないので、彼と話をするときは英語なのだが、堂々としたものだった。彼の高校は、アメリカの高校を姉妹校提携をしているらしく、交換留学生の募集をした。彼はそれに応募し、先日面接を受けた。面接官はもちろんアメリカ人である。面接の題目は、「アメリカ人が中国にやってきました。どこに連れて行きますか?」というものだった。

他の応募生が「天安門広場につれていく」「万里の長城につれていく」などと答えるのを尻目に、彼は「自分の家につれていく」と答えた。
自分の家に連れて行って何をするのか?という質問には、
「ラーメンを作ってやる」
ラーメンが好きなのか?という質問には、
「別に好きではないが、それしか作れないから」
ちなみに彼は勝手に交換留学生に応募し、両親がそれを知ったのは面接の前日だった。

痛快な子供だ。私が面接官なら彼は合格である。彼の母はもし合格してアメリカに行ってもやっていけるのかしら、ととても心配しているのだが、大丈夫、中国人なのだから、世界中どこへ行ってもなんとかやっていけるよ。

しずか

中国文学者の白川静さんが亡くなられました。

中国文学者の白川静さん死去 著書に「漢字」「孔子伝」

白川氏の「孔子伝」を読んだのは、学生時代の時でした。従来の孔子像を大きく覆す、しかし大変説得力のある孔子像を描き、衝撃的でした。ご冥福をお祈りいたします。

えんじにあ

工学部があまりに不人気なのだそうだ。

大学工学部:志望者10年で半減 来春大急ぎで組織改変へ

工学部生というとエンジニアの卵だ。だれもエンジニアになりたくないという。工学部出身者の実感として、これは納得がいく。日本ではエンジニアは搾取される側だというのは明らかだからだ。

すけーと

今日、子供と一緒にスケートに行った。

相模原市にある銀河アリーナというスケート場が開場したので、子供と行って滑走して楽しんだ。ところで、私は北海道帯広市の出身である。帯広市というところはスケートが非常に盛んな地域で、小中学校の冬の体育の授業はスケートである。なにせ、グラウンドに水を撒けば凍ってスケートリンクができあがる地方である。小学校ではスピードスケート、中学校ではアイスホッケーをやる。

その帯広のスケートの授業で一貫して変わらないルールというものがある。それは「無帽の者はリンクに入れない」というルールである。なぜかというと、転んで後頭部を氷上に打ちつけるとそれは命にかかわる怪我になるからである。帯広の人はリンクに上がるときは必ず、毛糸の帽子かヘッドギアをつけている。私が東京のスケートリンクに遊びに行っていつも非常に危険だと感じるのは、無帽でスケートを滑っている人があまりに多いことだ。これは本当に危険でぜひやめてほしいと思っている。小1からスピードスケートを習っている帯広っ子でさえヘッドギアをつけてリンクにあがっているのである。東京人ならなおさらだ。私も子供も必ずヘッドギアをつけてスケートを滑っている。せめてこのブログを見ている人だけは毛糸の帽子でいいので何かかぶって安全なスケートを楽しんでほしいと切に願うのである。