今日は家族4人で大宮の「鉄道博物館」へ行ってきた。大宮に移る前の秋葉原にあった「交通博物館」には長男と何度か行った事があった。まだ長女が生まれる前で、電気街を見て、交通博物館で遊んで、アメ横で中華食材を買って帰るというのが定番パターンだった。大きな鋼鉄の機械を見るとそれだけで血が騒ぐのは男の子の特権なのかもしれない。

私が小さい頃、よく兄に連れられて電車に乗ってあるいた。当時国鉄のキャンペーンで「いい旅チャレンジ2万キロ」というのがあって、国鉄に2万キロ乗ると認定証がもらえるというものだった。鉄ちゃんの兄がこれを目指していて、路線の始発駅と終着駅で兄と駅名の入った看板の写真を証拠写真として撮るのは私の役目だった。広尾線に乗って広尾に行ったのは楽しい思い出だったが、赤字ローカル線としてもう廃止されている。

ここ数日子育ての事で色々な事があったが、いちおうのケリはついた。私もいつもの生活に戻ってきた。今回の一件は、自分の父親としての仕事をゼロから見直すいい機会になった、と自分に言い聞かせている。

ITゼネコン

池田信夫氏がITゼネコンについて語っている。

ITゼネコンはなぜ生まれたか

前半部についてはそうなのかと納得するしかないが、後半部については業界の問題点が非常によくまとめられており「激しく同意」だ。特に日本のIT業界には「最終財市場の競争がない」という指摘は、「いつでもフルオーダーメイドのシステムを」「いつも出入りしているあの業者に」「発注は後になるけどとりあえず作り始めてちょうだい」という業界の病巣を凝縮した言葉に私には聞こえる。

introセッション(高田馬場)

今日は子供の運動会だった。夜、イントロにセッションに行く。

7時頃イントロに入ると今日のベース担当は初めて見る若い人だった。堅実なベースランニングでバップの手本のような演奏をする人だ。ベースは他に私、村山さん、初心者風の人で合わせて4人。管が井上さんの他はts一人と少ないが、一方でドラムが7人くらいいた。私の番の1曲目は井上さんがフロントで"Black Nile"。2曲目は"Wabash"という曲だが知らなかったので譜面を貸してもらって演奏する。3曲目はトランペットのフロントで"There is no greater love"。偶然3曲とも同じピアノの人と演奏した。9時頃帰る。

ボット

ボットからのアクセスが増えている。

私のサイトにアクセスしてくるボットはカナダ、イギリス、アメリカからが多く、韓国、日本からのものもある。アクセス元は全世界に散らばっているが手口が同じなので同じボットがボットネットを組んで情報を流通させているのだろう。IPアドレスから管理組織を割り出して海外からだとサブネットマスクをつけて.htaccessにdenyして組織ごと遮断、国内からだとISPを割り出して駆除するよう相手方に通報するのだが、いちいち手間がかかってやってられない。ホスティング会社に聞いてみたが現状では完全な遮断は難しいのでシステム側で対応してくれとのこと。インターネットプロバイダー協会にボット通報窓口はないか聞いてみたがそれらしき組織はなく、個別に通報してくれとのこと。総務省に聞いたらサイバークリーンセンターという所を教えてもらったが、そもそもここは個人とISPが来る所で、サイト管理者が来る所ではなかった。警察は聞くまでもなく具体的な被害がないと動けず、スパムボットからのアクセスぐらいでは動けない。悩ましい所だ。

introセッション(高田馬場)

イントロにセッションしに行く。夜7時くらいに着いてなかに入ると、ちょうどバリトンサックス奏者が演奏しているところだった。セッションでバリサクはなかなかお目にかかれないので、非常に興味深く演奏を聴いた。今日はピアノが多い日で、ひょっとしたら10人くらいいるかもしれない。ベースは藤原さん、織原さん、イケメンの若い男、村山さん、それと私だった。何故か今日は若い演奏者が多い気がする。年度がかわって心機一転してセッションに挑戦というかんじなのだろうか。私自身はStella by starlight、If I should lose you、Good Baitの3曲を演奏する。今日見た中で一番すばらしかった演奏は、マイクさん(tp)、外人コンガおじさん、ピアノ、17歳ドラム、村山さん(b)のThe night has a thousand eyesだった。特にコンガおじさんの演奏は安定したビートでかつよくスウィングし、「コンガって生で聞くとこんなにいい音なのか」と思うほどのいい音だった。またピアノの人は見た目普通のサラリーマン風ながらマッコイ並の力強いバッキングに加えてテクニカルなソロで見る人を圧倒した。10時頃帰る。

雑感

【衝撃事件の核心】なぜ死ぬ?なぜ殺す? 大黒柱・父の「強さ」と「弱さ」

古いタイプのお父さんだったのだろう。ぶざまな姿をさらして毎日を過ごすより無理心中を選んでしまった心中はおぼろげながら理解できる。だが会社が倒産し、自己破産して一家は離散、子供の教育も満足にさせられないだろう事態は、全員死ぬよりはいい選択肢だったはずだ。それを選べなかったのは、責任感の強さだったのだろう。

先日小学校の父母会に出席したら、担任の先生をはじめ私以外の全員が女性だった。私は主夫をしているわけで、その事について直接何か言われるわけではないが、やはり色々な雑音は耳に入ってくる。比較的セレブなお母さんが多い土地柄だからなおさらである。「Tちゃんの父親はどうしようもない父親だ」。そのとおり、私はどうしようもない父親だ。だがしぶとく生き残る。

高校の時の友達もまた人にはぶざまな姿を晒すことができない人だった。私はこじきになっても彼には生き残ってほしかった。彼のMac Plusは今私の家にある。

mysqliでprepareメソッドがUnknown commandを返す

私的メモ

私のサイト用に作ったクラスライブラリではDB接続にmysqlライブラリを使っているが、mysqli拡張サポートライブラリを使ってセキュリティの強度を上げようと考えた。素のSQL文は問題なく通るが、prepareメソッドとbind_paramメソッドを使って変数をSQL文にバインドしようとするとこけてしまう。

具体的には、prepareメソッドがステートメントオブジェクトを返さずにFALSEを返すため、bind_paramしようとすると「
Fatal error: Call to a member function bind_param() on a non-object」となってしまう。

prepareメソッドがFALSEを返した直後にerrorプロパティをのぞくと、「Unknown command」というメッセージが返っていた。

私が借りているサーバーのphpはmysqliが使える設定になっている。それは素のSQLだと問題なく通ることでもわかる。なぜprepareメソッドはステートメントオブジェクトを返さないのだ?

サーバーの設定をひととおりチェックしたらサーバーに乗ってるMySQLのバージョンが4.0である事に気がついた。mysqliのマニュアルを見ると「4.1以上の新機能が使えるライブラリ」と書いてある。本家MySQLのサイトをチェックすると、4.1の新機能トピックで「Prepared Statements」とある。何のことはない、4.0ではprepared statementsそのものがまだサポートされてなかったのだ。

この事に気づくのに丸一日かかった。

ライブラリが乗ってるから全てのメソッドが使えると頭から決めつけていたのだ。

ウィニー

情報流出が止まらない。

日銀検査資料がネット流出・松江支店、「破綻懸念先」記述も

米軍情報流出で停職30日 空自1尉、ウィニーで

ウィニーや2chを悪者にする論調が目立つが、問題点が違うと思う。

機密資料を外部へ持ち出して自宅にコピーする状況が日常的にあって、それがたまたまウィニーによって露見したという見方のほうが自然だろう。情報の取り扱いの問題であり、特定のソフトや技術の問題にするべきではないと思う。