池田信夫氏がITゼネコンについて語っている。
前半部についてはそうなのかと納得するしかないが、後半部については業界の問題点が非常によくまとめられており「激しく同意」だ。特に日本のIT業界には「最終財市場の競争がない」という指摘は、「いつでもフルオーダーメイドのシステムを」「いつも出入りしているあの業者に」「発注は後になるけどとりあえず作り始めてちょうだい」という業界の病巣を凝縮した言葉に私には聞こえる。
i didn't know what time it was
池田信夫氏がITゼネコンについて語っている。
前半部についてはそうなのかと納得するしかないが、後半部については業界の問題点が非常によくまとめられており「激しく同意」だ。特に日本のIT業界には「最終財市場の競争がない」という指摘は、「いつでもフルオーダーメイドのシステムを」「いつも出入りしているあの業者に」「発注は後になるけどとりあえず作り始めてちょうだい」という業界の病巣を凝縮した言葉に私には聞こえる。
ボットからのアクセスが増えている。
私のサイトにアクセスしてくるボットはカナダ、イギリス、アメリカからが多く、韓国、日本からのものもある。アクセス元は全世界に散らばっているが手口が同じなので同じボットがボットネットを組んで情報を流通させているのだろう。IPアドレスから管理組織を割り出して海外からだとサブネットマスクをつけて.htaccessにdenyして組織ごと遮断、国内からだとISPを割り出して駆除するよう相手方に通報するのだが、いちいち手間がかかってやってられない。ホスティング会社に聞いてみたが現状では完全な遮断は難しいのでシステム側で対応してくれとのこと。インターネットプロバイダー協会にボット通報窓口はないか聞いてみたがそれらしき組織はなく、個別に通報してくれとのこと。総務省に聞いたらサイバークリーンセンターという所を教えてもらったが、そもそもここは個人とISPが来る所で、サイト管理者が来る所ではなかった。警察は聞くまでもなく具体的な被害がないと動けず、スパムボットからのアクセスぐらいでは動けない。悩ましい所だ。
イントロにセッションしに行く。夜7時くらいに着いてなかに入ると、ちょうどバリトンサックス奏者が演奏しているところだった。セッションでバリサクはなかなかお目にかかれないので、非常に興味深く演奏を聴いた。今日はピアノが多い日で、ひょっとしたら10人くらいいるかもしれない。ベースは藤原さん、織原さん、イケメンの若い男、村山さん、それと私だった。何故か今日は若い演奏者が多い気がする。年度がかわって心機一転してセッションに挑戦というかんじなのだろうか。私自身はStella by starlight、If I should lose you、Good Baitの3曲を演奏する。今日見た中で一番すばらしかった演奏は、マイクさん(tp)、外人コンガおじさん、ピアノ、17歳ドラム、村山さん(b)のThe night has a thousand eyesだった。特にコンガおじさんの演奏は安定したビートでかつよくスウィングし、「コンガって生で聞くとこんなにいい音なのか」と思うほどのいい音だった。またピアノの人は見た目普通のサラリーマン風ながらマッコイ並の力強いバッキングに加えてテクニカルなソロで見る人を圧倒した。10時頃帰る。
【衝撃事件の核心】なぜ死ぬ?なぜ殺す? 大黒柱・父の「強さ」と「弱さ」
古いタイプのお父さんだったのだろう。ぶざまな姿をさらして毎日を過ごすより無理心中を選んでしまった心中はおぼろげながら理解できる。だが会社が倒産し、自己破産して一家は離散、子供の教育も満足にさせられないだろう事態は、全員死ぬよりはいい選択肢だったはずだ。それを選べなかったのは、責任感の強さだったのだろう。
先日小学校の父母会に出席したら、担任の先生をはじめ私以外の全員が女性だった。私は主夫をしているわけで、その事について直接何か言われるわけではないが、やはり色々な雑音は耳に入ってくる。比較的セレブなお母さんが多い土地柄だからなおさらである。「Tちゃんの父親はどうしようもない父親だ」。そのとおり、私はどうしようもない父親だ。だがしぶとく生き残る。
高校の時の友達もまた人にはぶざまな姿を晒すことができない人だった。私はこじきになっても彼には生き残ってほしかった。彼のMac Plusは今私の家にある。
私的メモ
私のサイト用に作ったクラスライブラリではDB接続にmysqlライブラリを使っているが、mysqli拡張サポートライブラリを使ってセキュリティの強度を上げようと考えた。素のSQL文は問題なく通るが、prepareメソッドとbind_paramメソッドを使って変数をSQL文にバインドしようとするとこけてしまう。
具体的には、prepareメソッドがステートメントオブジェクトを返さずにFALSEを返すため、bind_paramしようとすると「
Fatal error: Call to a member function bind_param() on a non-object」となってしまう。
prepareメソッドがFALSEを返した直後にerrorプロパティをのぞくと、「Unknown command」というメッセージが返っていた。
私が借りているサーバーのphpはmysqliが使える設定になっている。それは素のSQLだと問題なく通ることでもわかる。なぜprepareメソッドはステートメントオブジェクトを返さないのだ?
サーバーの設定をひととおりチェックしたらサーバーに乗ってるMySQLのバージョンが4.0である事に気がついた。mysqliのマニュアルを見ると「4.1以上の新機能が使えるライブラリ」と書いてある。本家MySQLのサイトをチェックすると、4.1の新機能トピックで「Prepared Statements」とある。何のことはない、4.0ではprepared statementsそのものがまだサポートされてなかったのだ。
この事に気づくのに丸一日かかった。
ライブラリが乗ってるから全てのメソッドが使えると頭から決めつけていたのだ。
情報流出が止まらない。
ウィニーや2chを悪者にする論調が目立つが、問題点が違うと思う。
機密資料を外部へ持ち出して自宅にコピーする状況が日常的にあって、それがたまたまウィニーによって露見したという見方のほうが自然だろう。情報の取り扱いの問題であり、特定のソフトや技術の問題にするべきではないと思う。
何かの拍子に目にしてしまった。「名刺は切らしておりまして」
プログラマ(それも日本の)にだけピンと来る言葉だ。
日本のシステム開発は、多重下請け構造だ。お客が発注したシステムを受注した会社がA社とする。A社がB社に発注し、B社がC社に発注したとする。私はC社のプログラマだ。
私はB社に行って、仕事の説明を受ける。開発現場は、A社のオフィスだ。B社は私に言う。「あなたはB社の社員ということにしてください」
開発現場のA社のオフィスに行く。担当者と名刺交換する。「初めまして、A社の山田です」「初めまして、B社の阿部です。すいません、名刺はきらしておりまして」
ここでA社の山田さんは、では、あとで名刺をください、とは絶対言わない。視線を微妙に外し、「ああ、そうですか」と軽く受け流す。彼は(表向き)多重発注の事実を知らない(事になっている)のだ。私も余計な事は言わない。お互い触れてはいけない事は言葉に出さずに仕事さえすればいいのだ。
システムは無事カットオーバーする。しかし、トラブルが発生する。私は客先へ行くことになる。データセンターでユーザー企業のシステム部員と顔あわせしてまたこう言うのだ。「初めまして、A社の阿部です。すいません、名刺はきらしておりまして」
P.S. 下請けに仕事を出すこと自体はどの産業でも広くおこなわれているが、社名を隠蔽するのはIT業界特有の慣習だろう。客はどんな会社がシステムを作ってるかわからないわけだから、ライバル企業のシステム再構築プロジェクトに息のかかった下請けを潜り込ませる、というような行為は割と簡単にできるような気がする。